鍼灸治療
- 慢性的な頭痛や目の疲れを感じるという方
- 首や肩のコリがつらいという方
- 腰やひざの痛みをかかえている方
- 腕や足のしびれやだるさに悩まれている方
- 手足の冷えやむくみがあるという方
鍼灸治療とは、それぞれの人が本来持っている自然治癒力を引き出すことで症状を改善する治療法です。
鍼灸(しんきゅう)の効果
・患部に溜まっている血液を正常な部分に流すことで炎症を抑えます。
・中枢神経の中にモルヒネのような役割を持ったホルモンが放出され、痛みをブロックします。
この鎮痛作用により、痛みがやわらぎます。
・鍼(はり)や灸でツボを刺激することで、身体全体の免疫機能を活性化させます。
・鍼灸治療は体内にも影響をあたえ内臓の機能を改善させたり、自律神経のバランスを整える働きもあります。
マッサージとの違い
鍼灸治療とマッサージの最大の違いは、コリに対して直接アプローチできるという事です。
もちろんマッサージでも筋肉の緊張・コリを取ることができますが、体の表面からしか触ることができないので、深部の緊張・コリに対しては限りがあります。一方で、鍼治療はコリに対して直接アプローチできるため、深部の緊張やコリが原因の痛みやシビレ、だるさなど様々な症状に対してより効果的です。併せてやると更に効果が上がります。
矯正治療との組み合わせ
鍼灸治療と矯正治療をあわせて行うことをおすすめします。というのも、筋肉の緊張が強いまま矯正を行うと、整えた骨格のバランスが元に戻ってしまうことがあるからです。
鍼灸治療と矯正治療を併用することで、筋肉の緊張が取れ整えた骨格のバランスをより良い状態で、より長い時間キープすることができます。
当院で使用する鍼・灸
当院で使用する鍼は、0.14㎜~0.20㎜と髪の毛程度の太さです。ですので、よく「痛くないですか?」と聞かれることがありますが、刺すときの痛みはほとんどありません。また、一人ひとり使い捨ての鍼を使用するため、衛生面でも安心して治療を受けていただけます。
治療法は、刺してすぐ抜く「単刺」、刺してから10分程刺したままにしておく「置鍼」、刺した後に鍼から電流を流す「パルス鍼」があり、これらを症状に応じて組み合わせて行います。
お灸は、筒の中にもぐさが入っている円筒灸を使います。これは筒の中に空間ができるため、もぐさが直接肌に触れないのでやけどの心配はありません。温度がゆっくり上がっていき、体を温めリラックスできます。
鍼灸の健康保険適用について
鍼灸治療が保険適用となる疾患は、「頸腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症、神経痛、リウマチ、その他慢性病で医師による適当な治療手段がないもの」とされており、医師の同意が必要となります。
詳しくはスタッフにお問い合わせ下さい。